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世界に新型コロナウイルス発生

2020年東京オリンピックイヤーの新年を迎え、我がプラムも「第9回トリオ・コンサート」7/17開催に向け9組のトリオ&3組のトリプルの組み合わせで曲目も決定し、レッスン工程表を作成のもと、緊張と期待のスタートをしました。

 

1月に中国湖北省武漢市に発生した新型コロナウイルス(昨年12月上旬発生)のニュースが流れるようになり、中国、他国の事、対岸の火事のように眺めていましたが、2月初めに横浜港に寄港していたクルーズ船内で感染が発生し驚きました。それでもまだ他人事でした。そこから日本国内に広がり始め、2/22頃には発生患者数が100人を超しました。それから患者数はあっという間に200名を超し、徐々に日本国民も新型コロナウイルスを我が身に降りかかる脅威として意識し始めました。

 

そんな中、プラムは茅ヶ崎3姉妹統一で2/28のレッスンを中止にしました。そこからレッスン中止が続き今日に至っています。当面、「トリオ・コンサート」も延期です。

 

3月に入り国内感染の勢いは増して、1週間で倍に、2週間で感染者は700名になりました。

3/24には東京オリンピック・パラリンピックの1年延期が決定。レッスン会場も閉館になりました。

それでも3月の中旬まではレッスン会場が開館したらどのようにレッスンを考えればよいかなど、団運営について、これからの合唱活動のことについて、毎日頭から離れませんでした。早い収束を期待していましたが、現実は予想だにしなかった感染拡大により、4/7についに国内感染者数は3,906名(死亡者80名)となり、7都府県に緊急事態宣言が発令され、その後全国に5/6まで緊急事態宣言発令となりました。

 

人との接触8割減の不要不急の外出自粛と<ステイホーム、ソーシャルディスタンス>自己管理の厳しい感染防止対策の日々となりました。緊急事態宣言は収束の見えないまま5/7以降に延期されましたが、国民の自粛努力の成果が出て第1波の収束をみることができ、先だっての東北、関西に続き5/25に全国の緊急事態宣言は解除となりました。しかしながら、これまでの国内感染者は16,581名(死亡者830名)、世界(220の国・地域)の感染者数はおよそ5,690,000名(死亡者およそ353,000名)。一旦収束は見えたものの、ウィルスは無くなったわけではなく、当面の終息はなく、第2波に備え、人類はコロナ(COVID-19)と共生していく新しい生活様式への道を探し進み始めています。

 

果たして合唱の世界はどのようになるのでしょうか。何をどのように打破してまた合唱ができる日々を送ることができるのでしょうか。まだ全く見通しがつかないのが現実です。自由の一部は戻ってきても「三密」だけは避けなければなりません。

プラムはもう3か月間レッスンを中止しています。6月からは団運営も一旦休止にしていきます。マロコン合唱団の今年開催予定コンサートも順次延期となっています。「三密の問題点」をどのように克服していけばよいか。せめて歌以外の形でプラムの皆と繋がり、会える方法はないか。合唱の新たな道、プラムの新たなレッスンの形態に『希望を持ち続け』模索していきたいと思います。

 

立ち止まっている今、目の前の幸せを感じることもいっぱいありますね。4月、5月の爽やかな木々花々に満たされ、自然に癒され、心穏やかにゆったりとした時間を過ごせることに、生きていることに感謝を忘れないでいましょう。

「Smile」(笑い)と「miracle」(奇跡)は同じ語源だそうです。『笑い』が「奇跡」と「福」を呼び込むことを信じましょう💛